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Life Work Share 共働き夫婦のブログ

共働き夫婦のブログ。2歳の息子と3人暮らし。妻は育休中に保育士資格を取得、夫は元公務員の公認会計士です。資格、子育て、旅行などについて書いてます。

保育士資格を取りたいなら。通信講座と独学どちらがおすすめ?

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平成27年保育士証

こんにちは、ユウリです。2歳の男の子のママです。

 

私は平成27年度に独学で保育士試験に合格して保育士になることができました。

 

保育士試験に合格するための勉強法は、独学と通信講座のどちらがいいのか考えてみます。

 

 

 

 

保育士資格を取る方法

 

はじめに、保育士資格はどうすれば取れるのかを説明しておこう。

 

保育士資格は国家資格であり、取得するにはふたつの方法がある。

 

  1. 厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校(大学・短大・専門学校など)を卒業する
  2. 保育士試験に合格する

 

保育士養成学校の卒業者を除いて、保育士試験に合格することが必須である。

 

資格の中には通信講座のコースを修了しただけで取れるものもあるが、保育士資格はそうではない点に注意。

 

 

 

保育士試験は「筆記試験」と「実技試験」がある。

 

【筆記試験】

9科目すべて6割以上得点した者が合格。

 科目名問題数満点合格点試験時間
1日目 1 保育の心理学 20問 100 60 60分
2 保育原理 20問 100 60 60分
3 児童家庭福祉 20問 100 60 60分
4 社会福祉 20問 100 60 60分
2日目 5 教育原理 10問 50 30 30分
6 社会的養護 10問 50 30 30分
7 子どもの保健 20問 100 60 60分
8 子どもの食と栄養 20問 100 60 60分
9 保育実習理論 20問 100 60 60分

 【実技試験】

3分野から2分野を選択し、2分野とも6割以上得点した者が合格。

音楽表現に関する技術 幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする
造形表現に関する技術 保育の一場面を絵画で表現する(45分)
言語表現に関する技術 3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、子どもが集中して聴けるようなお話を行う

 

保育士試験の合格率はおよそ2割。しっかり勉強しなければ受からない試験といえる。

 

 

 

それでは、保育士試験に合格するためには、どのような勉強法があるのか?

 

  1. 市販のテキストを使って独学で勉強する。
  2. 通信講座(ユーキャンなど)を使って勉強する。

 

 

私は資格マニアなので、独学を選び自分で勉強してギリギリ一発合格することができた。

 

私のママ友はユーキャンの通信講座で勉強して、同じく保育士試験に一発合格を果たした。

 

通信講座で勉強したママ友も、独学で勉強した私も、一発合格できたけれど、どちらの方法がベストなのだろうか?

 

ママ友からユーキャンの教材を借りることができたので、内容を比べてみた。

 

 

 

筆記試験対策の教材の比較

 

独学

 

まずは独学の場合を見てみよう。私が使ったテキストと問題集はこちら。

 

テキストは「保育士合格テキスト」

保育士試験独学テキスト

 

近所の本屋さんで購入。Amazonや楽天でも買うことができる。

 

 

テキストの中身をネットにアップするのは著作権法違反になりそうなので、モザイクをかけている。雰囲気は分かると思う。

 

保育士試験独学テキスト保育士試験独学テキスト中身

 

市販のテキストはこれのほかもたくさん売っているが、共通する特徴は出るところだけをコンパクトにまとめてあること。

 

1冊350ページ上・下巻。700ページに9科目の内容がつまっている。

 

そのほか、ユーキャンの市販の問題集をネットで買った。(捨ててしまったので画像がなくて、すみません)

 

 

通信講座

 

対して、ユーキャンの通信講座の場合。平成26年度はこれだけのものがついてきたらしい。

 

平成26年度ユーキャン通信講座教材セット

 

  • テキスト9科目分9冊
  • 保育士学習資料集
  • 保育所保育指針
  • 過去問題集2年分
  • 実践問題集
  • 実技試験の対策
  • 実技試験(音楽)の楽譜
  • フォローアップBOOK(後から送られてきたもの)

 ※平成26年度の教材なので内容が変わっている可能性がある。現在の教材はユーキャンの公式サイトで確認してください。

 

 

 テキストの雰囲気はこんな感じ。

ユーキャン通信講座テキスト中身

 

市販のテキストと構成は変わらない。セクションごとに解説ページと確認問題(〇✖一問一答)がある。

 

なにが違うかといえば、ボリューム

 

市販のテキストでは「保育原理」に割いているページは70ページであるのに対し、ユーキャンのテキストは150ページ。2倍も多い。

 

なぜそんなにページ数が違うのか?

 

解説が丁寧だから。ということもあるが、もうひとつ。

 

ユーキャンのテキストは図表が多く「指導計画の作成例」の実例が載っていたりする。保育士として実際に働いたとき役立つ実務的な内容も載っているのだ。

 

市販のテキストは試験に出るポイントしか載っていないので、ここまでの情報はない。

 

 

 

つづいて問題集。

 

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問題集については、市販のものと内容は変わりないように思う。

 

ユーキャンの問題集は市販のものであれ、通信講座についてくるものであれ、解説が丁寧でおすすめできることに変わりはない。

 

 

 

ママ友によれば、ほかにもサポートがあったらしい。ママ友いわく、

 

  • 会員サイトからログインすると使える一問一答をスキマ時間にやっていた
  • メルマガや法改正の追加資料が送られてきたのがよかった
  • 科目の勉強が終わるごとに模擬試験を受けて、郵送して添削してもらったのがよかった

 

教材の比較まとめ
  • 市販のテキスト(独学)は試験に合格するためのポイントがコンパクトにまとまっている
  • ユーキャンのテキストはボリュームは2倍。解説が丁寧で、試験に出るところ以外の保育士としの実務的な知識が書いてある
  • 問題集はどちらも同じ
  • 独学にはなくてユーキャンにあるサポートは、会員サイトの一問一答、メルマガ、法改正の追加資料、添削サービス

 

 

 

実技試験対策の比較

いちばん違うのはここ。

 

「実技試験なんて誰でも受かるっしょ~?」と思ったらそれは大間違い。

 

実技試験の合格率は89.1%(H27年度)だ。(くわしくはこちらの記事:保育士試験の合格率が2割しかないのはなぜ?実際に受けて分かった5つの理由 - Life Work Share

 

実技試験は対策をしないで受けると落ちる

 

私の友人(上記のママ友とは別人)は大学生のときに筆記試験は一発合格したのに、実技試験で「言語」を落とした。そういうこともある。

 

独学の場合、残念ながら実技試験対策用のテキストは市販されていない。筆記試験対策用のテキストの巻末に、実技試験のコツがちょろっと載っている程度だ。

 

音楽表現の楽譜は自分でネットなどで探す必要がある。

 

言語表現のお話は自分で考えなければならない。言語の情報はネット上に少なく、自分で考えるのは苦労する。

 

対して、ユーキャンの通信講座は実技試験対策がしっかりしている。平成26年度の教材はこれ。

 

  • 当日の試験の流れ、試験で注意するポイントなどの解説DVD
  • 「音楽表現」楽譜、課題曲の模範演奏CD
  • 「造形表現」合格した絵の実例集
  • 「言語表現」試験で使える台本、課題の模範講演CD

 

 

実技試験対策の比較
  • 独学の場合、実技試験対策は自分でなんとかするしかない
  • 通信講座の場合、実技試験対策の教材が充実している

 

 

実技試験で一度落ちてリベンジする人は、実技試験の対策セットを購入するのもありかもしれない。

 

 

費用

 

独学の場合はトータルで1万円で済むのに対し、通信講座を利用すると50,000円以上かかる。

 

独学の場合、市販のテキストと問題集を買うことになるが、テキストが4,000~5,000円、問題集が4,000~5,000円、あわせて1万円で収まってしまう。

 

通信講座の費用を調べた表がこちら。

 

ユーキャン ¥59,000
たのまな ¥46,000
四谷学院 ¥79,800
ニチイ ¥47,149
キャリアカレッジジャパン ¥56,000
キャリアステーション ¥59,400
平均 ¥57,892

 

平均すると57,000円かかる。教育訓練給付制度を使って20%の給付が受けられたとしても、実負担額は50,000円程度である。

 

 

独学は通信講座より安い。

 

が、それは「1回で合格する」という条件のもとで比べた場合である。

 

保育士試験は1回で9科目ぜんぶ合格できなくても「科目合格」という制度がある。

 

合格した科目は3年間有効となるので、2回目以降は不合格になった科目のみ受験して、数年かけて合格することもできるのだ。

 

保育士試験を合格するまでの受験回数とかかる費用の試算表がこちら。

 

 独学通信教育
1年で合格一発合格 ¥27,000 ¥75,000 (64,000)
2回目で合格 ¥40,000 ¥88,000 (77,000)
2年で合格3回目で合格 ¥63,000 ¥111,000 (100,000)
4回目で合格 ¥76,000 ¥124,000 (113,000)
3年で合格5回目で合格 ¥99,000 ¥147,000 (136,000)
6回目で合格 ¥112,000 ¥160,000 (149,000)

※( )の数字は教育訓練給付金を受けた場合。内訳はこちらの記事を参照のこと

保育士資格を取るのにかかる費用はいくら?独学と通信講座の比較。 - Life Work Share

 

受験するたびに受験手数料(12,950円)がかかるので、受験回数が多くなればなるほど費用がかさむ。

 

独学で合格するまでに3回以上かかる場合と、通信講座で一発合格するの場合を比べてみると、費用はほとんど変わらなくなってしまう。

 

ちなみに、ママ友は職場の福利厚生で補助が出たので、実質3万円で通信講座が受けられたらしい。そういったものが使えるなら、通信講座でもお安く済ませられるだろう。

 

 

費用の比較
  • 「独学で3回目で合格した場合の費用」と「通信講座で1回目で合格した場合の費用」は同じ
  • 受験回数が少なく済めば済むほど費用は安くなるので、少ない回数で確実に合格できる方を選ぶべし
  • 通信講座を利用したときに補助が出る制度がないか職場などに確認しよう

 

 

結局どちらがおすすめなの?

 

結局、「絶対に保育士試験に合格してやる!」という固い決意を持って、しっかり勉強すればどちらの方法でも合格できると思う。

 

費用のことを考えると短い回数で確実に合格した方がいいので、自分のモチベーションがつづく方を選択するのがベストだろう。

 

どちらがベストな選択かは人によるとしか言えないが、それぞれ向いているタイプをまとめて終わりにする。

 

 

独学に向いている人
  • 試験を突破するのが好きな人
  • 自分一人でもモチベーションが保てる人
  • 安く済ませたい人

 

 

通信講座に向いている人
  • 自分ひとりで勉強するのが不安な人
  • 半年から1年は時間が取れる人
  • 保育士として必要となる実務的な知識を学びたい人