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共働き夫婦のブログ。2歳の息子と3人暮らし。妻は育休中に保育士資格を取得、夫は元公務員の公認会計士です。資格、子育て、旅行などについて書いてます。

【体験記】発作性上室性頻拍のカテーテルアブレーション手術レポート。手術の内容・費用・予後を公開。

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こんにちは、ユウリです。

 

私は発作性上室性頻拍という不整脈の持病を持っていましたが、昨年カテーテルアブレーションという手術を受け、完治することができました。

 

手術の前はとても不安で、手術を受けるべきかどうか迷いましたが、今では手術を受けてよかったと思っています。

 

同じ病気で悩んでいる方の助けになればと思い、手術の体験談をブログに書き残すこととしました。

 

 

私の発作性上室性頻拍の症状

 

発作性上室性頻拍

発作性上室性頻拍とは不整脈の一種で、とつぜん動機や息苦しさ、吐き気といった症状が現れます。しばらく経つと自然に収まり、命に別状はありません。

 

私の症状は、何の前触れもなく、心臓がドキドキして、心拍は180まで上昇、息が苦しくなるというものでした。

 

短いときは10分程度、長いときは3時間程度続き、とつぜんパタリと正常な脈拍に戻りました。

 

始まりは高校二年生のとき。このときは、水を飲んだり、横になったりしていれば自然に収まってしまうので、気のせいだろうと思っていました。

 

それから10年は、年に1~2回発作が起きるだけだったので、特に病院で検査することもありませんでした。

 

 

発作性上室性頻拍の診断

 

発作性上室性頻拍検査

症状が悪化したのは、妊娠がきっかけでした。つわりなどで体調が悪く、ストレスが溜まっていたのでしょう。

 

仕事中に突然発作が起き、休憩室で休んでも1時間以上発作が止まらなくなってしまったのです。驚いた職場の同僚が、車で総合病院に連れて行ってくれました。

 

病院の救急窓口で、心電図を取ってもらい、「発作性上室性頻拍」という病名が発覚しました。

 

発作がなかなか止まらず、先生に「一瞬だけ心臓を止めるお薬を注射しますねー」と、薬を注射されてやっと収まりました。(怖いこと言うな、先生も…)

 

 

手術を決断した理由

 

産後半年にも、発作が止まらずに赤ちゃんと一緒に救急車で病院に搬送になってしまいました。

 

このままではいつ発作が起こるか心配しながら生活しなければならない。歳を取るごとに発作を起こしやすくなるし、二人目の出産のときにも心配したくない。

 

お薬で予防はできても、完治させるためには手術を受けるしかない。

 

この際、スッキリ治してしまおうと思い、それから半年後にカテーテルアブレーションという手術を受けることにしました。

 

 

手術のリスクについての説明

 

主治医からは、手術前に手術のリスクについての説明を受けました。とても丁寧にいろいろと説明をしてくださったのですが、正直難しくて全ては理解できませんでした。

 

大事なことは大きくふたつ。

 

  1. 95%が完治する。
  2. 最悪の場合は、ペースメーカーになることもあるが、ものすごく稀なケース。

 

 

「乳飲み子を残して死ぬようなことには絶対にさせません。必ず成功させますから、安心してください。」

 

 主治医から力強い言葉をいただき、手術の同意書にサインしました。

 

 

手術当日のスケジュール

 

一般的には二泊三日の入院になるようですが、私の場合は小さな子どもがいるので、一泊二日の入院にしてもらいました。

 

タイムスケジュールは以下のとおりです。

 

【当日】

9時 病院の受付

11時 病院でお昼ご飯を食べる

12時 手術準備

13時 手術開始

16時 手術終了

その後、2時間は絶対安静

18時 夕飯

21時 就寝

 

【翌日】

7時 起床

8時 朝ごはん

10時 主治医に術後を見てもらう

11時 お会計、退院

 

 

手術の内容

 

 手術の準備

 

手術服に着替えました。中はパンツのみで、他の下着はつけませんでした。手術中と手術の後2時間は絶対安静のため、トイレに行くことができないので、尿道に管を通されました。

 

 

手術室に入る

 

ストレッチャーに乗せられて、手術室に入りました。簡単な手術なのかと思いきや、手術室の中はなかなか物々しい。

 

テレビドラマで見た手術室そのものという感じでした。手術担当の先生は二人、そのほかにも看護師さんなど、4〜5人はいました。

 

 

手術台の上に乗る

 

手術台の上に乗せられたあとは、手術服を脱がされ、顔と体の上に布がかけられました。これで手術の様子は全く見えません。

 

腕は動かないようにベルトで固定されました。まるでまな板の上の鯉といいますか、自分が物体になったような気分でした。

 

 

部分麻酔

 

左足の付け根と右鎖骨下からカテーテルを通すため、部分麻酔を注射されました。

 

ものすごく痛かったです!!

 

足の付け根の方は感じなかったものの、鎖骨下の麻酔が痛い、痛い!チクッという痛みではなく、ブスッ…グウウゥゥ〜〜という痛み。

 

一回では終わらず、何度も打たれ、その度に痛みが長い…!これは予想外でしたが、この手術で痛かったのは麻酔だけです。ご安心ください。 

カテーテルが入る

 

私だけかもしれませんが、鎖骨下から入れたカテーテルが心臓まで動くのが分かりました。

 

体の中を管がグググーっと動いている感じがして、気持ち悪かったです。

 

 

鎮静剤を打たれる

 

主治医に「大丈夫?」と聞かれ、「なんとか大丈夫です…」と答えたところ、鎮静剤を打たれました。

 

頭が朦朧として、なかば眠ったようになり、手術が終わるまで記憶がありません。

 

手術は3時間ほどで終わりました。その間に、薬で強制的に発作を起こし、心臓の中の異常な回路をカテーテルで焼却するという作業が行われていたようです。

 

 

 

手術されてるときの様子

発作性上室性頻拍手術

 

 

2時間は絶対安静

 

手術のあとは、2時間は絶対安静です。ベッドの上に固定されたまま、2時間スマホをいじっていました。スマホいじるぐらいしかできることがありませんでした。

 

 

手術の直後

 

鎖骨下のカテーテルを通した傷跡が痛かった他は、なんの問題もありませんでした。

 

ごはんを食べて眠り、翌日の朝に主治医に経過を診てもらい、なんの問題もなかったので、すぐに退院できました。その後は何事もなかったように元気です。

 

 

かかった費用

 

病院で支払ったお金は、322,380円でした。高額療養費制度を使って277,197円が返ってきたので、実質的な負担額は45,000円で済みました。

 

高額療養費制度とは健康保険に加入している方なら誰でも使える制度で、月の医療費が一定額を超えた場合に超えた分の額が還付されるものです。

 

加入している健康保険組合の種類や所得によって違いますが、まぁざっくり言って、医療費の月の上限額は8万円まででオッケーになります。

 

詳しくは加入している健康保険組合に聞いてください。

 

予後

 

手術から1年半経過していますが、発作は一度も起きていません。

 

手術の後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後に診察に行きましたが、「何も問題ないです」と報告して終わりです。

 

 

 

カテーテルアブレーションを受けるかどうか迷っている方へ

 

 簡単に手術をおすすめできるものではありませんが、私は手術をしてよかったと思ってます。

 

私が手術をしてよかったと思うポイントをまとめます。

 

  • 主治医が手術のリスクを丁寧に説明してくれ、納得した上で手術ができた。
  • 鎮静剤を打ってもらえば手術の間意識がなくなるし、一泊二日で終わって、やってしまえば何のことはなかった。
  • 高額療養費制度を使って、45,000円しか費用がかからなかった。
  • 仕事中に発作が起きたり、救急車で運ばれたりする心配がなくなった!

 

 

手術は100%成功するものではありませんが、成功すれば発作が起きる心配は全くなくなります。

 

主治医とよく相談して、手術するかどうか考えてみてください。私の体験談が一助になれば嬉しいです。