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保育士試験の難しい科目はどれ?科目別難易度と合格のコツまとめ

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こんにちは、ユウリです。

独学で3カ月間勉強して、平成27年保育士試験に一発合格した経験をもとにブログを書いてます。

保育士試験の難しい科目はどれだと思いますか?どの科目に重点をおいて勉強するかを考えるためにも知っておきたいところですよね。

保育士試験の科目別難易度を考えてみた

一般社団法人全国保育士養成協議会(保育士試験の実施主体)の公式サイトを見ても、全体の合格率は公表されているものの、科目別の合格率は公表されていません。

ググってみたところ、キャリアステーションの保育士対策講座のサイトに平成25年度の合格率が公開されていました。

わたしの試験結果とキャリアステーションの公表数値をもとに分析した結果がこちらです。

科目名わたしの得点キャリアステーションの得点率難易度難しい順
社会的養護60%56.60%★★★1
教育原理70%67.60%★★★2
社会福祉90%58.50%★★★3
児童家庭福祉60%74.40%★★4
子どもの食と栄養80%61.50%★★5
子どもの保健80%70.30%★★6
保育実習理論85%75.20%7
保育の心理学85%77.00%8
保育原理80%75.90%9

※キャリアステーションの得点率は 平成25年(2013年)保育士試験の合格実績 | 保育士試験、保育士資格ならキャリア・ステーション保育士総合講座より

難易度:★=簡単、★★=やや難しい、★★★=難しい
難しい順:1がいちばん難しい、9がいちばん簡単

 

いちばん難しいのは、ぶっちぎりで社会的養護です!2位は教育原理、3位は社会福祉ですね。

いちばん簡単なのは、保育原理。保育の心理学、保育実習理論もやさしいです。

科目別の試験の特徴と合格するためのコツ

 

科目別に試験の特徴と合格するためのコツをまとめていきます。いちばん難しい科目からいってみましょう!

社会的養護

  • 社会的養護は出題されやすい範囲が広い
  • 10問中7問が〇✖組み合わせ問題
  • 暗記だけではなく、長い文章を読み解く力も求められる

 

〇✖問題のコツをマスターせよ!過去問題集で、〇✖問題を練習しておくと高得点につながる。

 

〇✖問題の解き方はこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/shakaitekiyougo/

教育原理

  • 暗記していれば取れる
  • 「シンプルな5択」と「穴埋め問題」がほとんど
  • 細かい部分の知識が問われるので、難易度は高め

 

試験によく出る部分「教育に関する法律」と「教育の思想」をしっかり暗記しておく。

 

覚えておくべきポイントはこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/kyouikugenri/

社会福祉

  • 範囲がめちゃくちゃ幅広くボリュームが大きい
  • 暗記だけでなく長い文章を読み解く力も求められる
  • 20問中18問が「〇×組み合わせ問題」
  • 受験テクニックが使える問題が多くある
  • 細かい用語の暗記よりも、全体の内容を押さえる
  • ことが大事
  • 過去問題集をやりこむことが高得点につながる
  • 受験テクニックを知っておく

 

得点アップのための受験テクニックはこちら。

https://lifeworkshare.com/entry/shakaifukushi/

児童家庭福祉

  • 一番ボリュームが大きい
  • 「社会的養護」「社会福祉」と内容が一部かぶっている
  • 7割は暗記していれば解ける問題

 

しっかり覚えていれば合格できる科目。「社会的養護」と「社会福祉」と併せて勉強しよう。

 

覚えておくべきポイントはこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/jidoukateifukushi/

子どもの食と栄養

  • 20問中18問が〇✖組み合わせ問題
  • 数値や値を暗記していれば解ける理科っぽい問題が多い
  • 「日本人の食事摂取基準」「授乳・離乳の支援ガイド」がよく出る

 

  • 「日本人の食事摂取基準」「授乳・離乳の支援ガイド」の大事な数字を暗記しておくと、高得点につながる。
  • 例年似たような問題が多いので、問題集で練習しておくべし。

 

覚えておくべきポイントはこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/kodomonoshokutoeiyou/

子どもの保健

  • 基本的な知識を覚えていれば解ける問題がほとんど
  • 出題されやすい範囲が決まっているので、山がかけやすい
  • 【子どもの疾病と保健】と【子どもの精神保健】からの出題が多い

 

ちゃんと暗記できていれば必ず合格できる科目!「子どもの疾病の予防と適切な対応」や「子どもの心の健康とその課題」は要チェック。

 

覚えておくべきポイントはこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/kodomonohoken/

保育実習理論

  • 音楽表現から6~7問、造形表現から6~7問、保育所保育指針から2~3問出る。
  • 音楽は出題パターンが決まっており、コードネームと移調の理解が必須。
  • 造形表現は絵画表現の発達段階がよく出る。

 

パターンはいつも同じなので、よく出るところを要チェック。音楽表現なら、コードネームと移調。造形表現なら絵画表現の発達段階。

保育の心理学

  • 子どもの発達や心理学について薄く広く出題されている
  • 基本的な知識を覚えていれば解ける問題がほとんど

 

ポイントをしっかり理解して暗記すれば一発合格できる!

 

覚えておくべきポイントはこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/hoikunoshinrigaku/

保育原理

  • 保育所保育指針の内容を問う問題が全体の50%
  • 事例問題がたくさんでる

 

保育所保育指針をマスターすることが大前提。過去問で事例問題のコツを掴んでおけばボーダーラインは軽く超える。

 

事例問題を解くコツはこちらの記事

https://lifeworkshare.com/entry/hoikunogenri/

どの科目から勉強すればいいの?

保育士試験の合格率が2割と低いのは、科目数が9コもあるからなんです。

どの科目に力を入れて勉強するかは、本当に大事。

わたしのおすすめは簡単な科目から手をつけていくことですね。

  1. 保育原理
  2. 保育実習理論
  3. 保育の心理学
  4. 子どもの保健
  5. 子どもの食と栄養
  6. 教育原理
  7. 社会的養護
  8. 社会福祉
  9. 児童家庭福祉

 

簡単ですべての科目のベースとなる「保育原理」から始め、関連する「保育実習理論」に進む。

つぎに、暗記系の科目にとりかかります。まずはとっつきやすい「保育の心理学」→つぎに「子どもの保健」→「子どもの食と栄養」まで終わらせる。

あいだに暗記科目の「教育原理」をはさむ。

最後に3つの難関科目にとりかかります。「社会的養護」→「社会福祉」→「児童家庭福祉

もっとも時間をかけて勉強するべきは「社会的養護」「教育原理」「社会福祉」の3つですね。この3科目はとくに過去問題集をしっかり解いて勉強するべきです!

以上、科目別難易度と合格のコツまとめでした。

もうそんなに勉強してる時間がない!という方は一問一答を解きまくるのが一番コスパがいいと思います。おすすめの一問一答のテキストはこちらの記事にまとめたので、参考にしてみてくださいね。

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